言霊とアファメーション

古来の日本の考え方では…

**言霊(ことだま)**というのは、

「言葉には魂(エネルギー)が宿っていて、現実を動かす力がある」という、日本古来の考え方です。

特に神道ではすごく大事にされていて、祝詞(のりと)やお祓いの言葉にも、言霊の力が込められています。

たとえば、

• 美しい言葉を使うと、良いエネルギーが広がる。

• 汚い言葉や否定的な言葉は、周りにも自分にも悪い影響を及ぼす。

と考えます。

だから、「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」とか、心が温かくなる言葉を積極的に使うことで、運気も人間関係もどんどん良くなるというのです。

特に、アファメーションというのは、

この言霊の力をとても活かしてる行為となります。

もっと深掘りすると、「音(おと)」そのものにもエネルギーがあるって考えられていて、

たとえば「ア」という音は始まり、「ワ」は調和みたいに、それぞれ意味があるとも言われています。

つまり、言葉=単なる音じゃなくて、**“波動を持つエネルギー体”**だとされてきました。

言霊の基本的な考え方にはこういうものがあります。

1. 音の力

日本語の音そのものにも意味と力が宿るとされてる。

たとえば…

• 「あ」=始まり・開く

• 「い」=生命力・育つ

• 「う」=生まれる・膨らむ

• 「え」=栄える

• 「お」=収まる・調和する

つまり、「あいうえお」だけでも、自然界の流れを表してるというのです。

日本語って、ほんとに不思議な言葉ですね。

2. 良い言霊の使い方

日常でできることもたくさんあり、たとえば…

• 「ありがとう」をたくさん言う

• 自分に対しても「大丈夫だよ」「うまくいってるよ」って優しく声をかける

• 「無理」「できない」みたいな否定語をなるべく使わない。

これを意識するだけで、現実の流れがやわらかく、良い方向に変わっていくといわれています。

3. 特別な言霊のフレーズ

神道では、言霊そのものが「祈り」になるから、古くから使われてる特別な言葉もあります。

たとえば…

• 「祓へ給ひ 清め給へ 守り給ひ 幸へ給へ」(はらえたまえ きよめたまえ まもりたまえ さきわえたまえ)

→「邪気を祓って、清めて、守って、幸せにしてください」っていう祝詞の一部。

これ、声に出すだけでもすごく場が整うといわれています。

◆ 波動的に見るとどういうこと?

言葉は「音」「意味」「意図」「感情」を伴って出てきますよね。

それぞれがぜんぶ 波(バイブレーション)=波動 なんです。

だから:

• 優しい言葉 → 高くて柔らかい波動

• 攻撃的な言葉 → 低くて鋭い波動

• 愛や感謝の言葉 → 高波動で心身を整える力がある

• 否定的な言葉 → 波動を乱し、現実にもネガティブな影響を与える

◆ 実際の例でいうと…

たとえば:

• 「ありがとう」って言葉を毎日口に出してると、

→ その波動が自分や周囲に優しく・温かく広がっていく

• 「無理」「ダメ」「どうせ…」って言葉が癖になってると、

→ 自分の波動も低下しやすくなって、現実もその通りになってくる

→ つまり、言葉は波動のチューニングツールでもあるのですね。

◆ 音の響きにも波動がある

特に日本語は「母音の響き」が繊細でパワフル。

• あ・い・う・え・お の五十音には、ひとつひとつエネルギーの質がある

• 真言や祝詞、和歌などにも「響きによって波動を調整する力」があるとされてきました。

たとえば「ア」は“開く”エネルギー、「ウ」は“内に向かう”エネルギーとかですね。

◆ アファメーションとのつながり

アファメーション=波動の言霊ワークとも言える。

• 文字として書く(視覚的に波動を受け取る)

• 声に出す(聴覚+空間に波動を響かせる)

• 感情を込めて読む(ハートのエネルギーと共鳴させる)

→ こうして **“波動を現実に変換する”**プロセスを作っていくのです。

◾︎言葉の特徴と波動的な意味◾︎

愛・感謝・祝福の言葉…高波動で整え、拡大させる力

否定・批判・呪いの言葉…波動を下げ、乱す作用がある

言霊の響き(音の質)…空間・心・現実に影響を与える

まとめ

アファメーションで「叶った未来」を言葉にするのは、

実は超正統派の言霊使いなんです。

言葉はエネルギーだから、大切に、楽しく、心を込めて使えば、どんどん世界が変わっていきます。

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