前記事では、波動について解説しました。
前記事:波動とは?
本記事では波動を整えるということについて、記載していきます。
■ そもそも「波動が整っている」ってどんな状態?
「波動が整っている状態」――それは、高すぎず低すぎず、“心地よく調和している”状態のこと。エネルギー的に“今ここ”にちゃんと存在していて、外側にも内側にも自然体で開いていられる感覚です。
◎ 心・体・魂が整っている “中庸のエネルギー”
• 無理してポジティブになっているわけではないけど、どこか穏やかで落ち着いている
• 不安や怒りがあっても、それに飲み込まれず「大丈夫」と思える
• 自分の内側が静かで、安定している
• 頑張らなくてもタイミングや流れが合っていく
◎ こんな感覚があれば“整った波動”かも!
• 気持ちが軽く、自然に笑える
• 決めつけやコントロールを手放せている
• 誰かを羨ましいと思わず、自分に満足している
• 「なんかうまくいきそう」「これでいい」と感じる
• 時間がゆっくり流れているように感じることがある
• 心が穏やか・安心している
• 今ここにちゃんといる感覚(過去や未来に振り回されていない)
• 感謝や満たされている気持ちが自然に湧いている
• アイデアがスッと降りてきたり、直感が冴えている
• 無理に「がんばろう」としなくても物事がうまく流れる
逆に、波動が乱れているときは:
• 不安・イライラ・焦り・恐れに引っ張られている
• ネガティブなループ思考にはまる
• 自分を責める気持ちが出る
• 人と比べてしまう
◎整った波動=「愛と安心」の周波数に近い
宇宙的には、波動が“高い・低い”というよりも、「愛・安心・感謝」に近い状態が“整った=自然な”状態とされています。
たとえば:
• 誰かや自分に優しくできるとき
• 今ここを味わっているとき(自然を見て心がほっとするとか)
• 感謝や喜びが、ふと湧いてくるとき
こんなときは、波動がちょうど良く整っていて、
引き寄せも自然に起きてくる「現実創造のゴールデンゾーン」に入ってる感じ!
◎波動が整った状態を保つには?
• 感情を否定しない・ジャッジしない(ネガティブも必要なメッセージ)
• 自分に“優しくて正直”な選択をする
• 瞑想、自然とのつながりでチューニング
• 自分のペースを大切にする(比較しない)
• アファメーションやノートで意識を微調整
• 「今この瞬間」に戻る時間をつくる
■波動が低すぎる状態で起こりやすいこと
1. 感情面:ネガティブに引っ張られやすくなる
• 不安・イライラ・怒り・嫉妬・罪悪感・無力感などが続く
• 過去の後悔や未来の不安ばかり考えて“今ここ”にいられない
• 感情の浮き沈みが激しく、疲れやすい
2. 思考面:自己否定や被害者意識が強くなる
• 「どうせ私なんて」「やっぱり無理かも」と思いやすい
• 他人や環境のせいにしがち(=自分の力を見失ってる状態)
• チャンスやサポートを“受け取れない心”になっている
3. 身体面:エネルギーが重く・鈍く感じられる
• 朝起きるのがつらい/だるさが抜けない
• 呼吸が浅い、無意識に身体に力が入っている
• 顔色や姿勢が暗く、どんよりしがち
4. 現実面:望まない現実が繰り返される
• 同じような悩み・トラブルを何度も経験する
• 人間関係がギスギスする/孤立感がある
• 豊かさ・チャンス・愛を“遠ざける”ような出来事が起きやすい
◎波動が低い時のサイン(気づきのヒント)
• やたら「疲れた」「無理」「しんどい」が口癖になっている
• 人と比べて落ち込むことが多い
• 楽しいことをしていても「どこか虚しい」
• SNSやTVなど、情報の波に飲まれてしまっている
◎波動が低くなる原因は?
• 過去のトラウマや心の傷が癒えていない
• 頑張りすぎや我慢が蓄積している
• 自分を責める癖や否定的な思考パターン
• 不規則な生活、ジャンクな食事、運動不足
• “自分に嘘をついた状態”が続いている
◎波動が低い時の対処法
・まずは責めない!否定しない!
→ 波動が下がることも自然な流れの一部。「悪いこと」ではありません。
・シンプルなケアから始める
• 呼吸を深くする(それだけでも波動が変わる)
• 身体を動かす(ストレッチ・散歩・太陽を浴びる)
• 水を飲む、シャワーやお風呂でエネルギーのリセット
・意識的に波動を上げるワークをする
• 「ありがとう」を何度も口にする
• アファメーションで意図を切り替える
• 好きな香りや音楽、自然に触れる
• 感情を紙に書き出して解放する
◎波動が低い=気づきのチャンス
波動が落ちたときこそ、本当の自分と出会えるとき。
心や体が「もう無理しないで」「本音に気づいて」とサインを出してくれているだけ。
「また上がっていくための準備期間」だと思ってOKです。
■ 波動が高すぎる(または偏って高くなっている)と起きやすいこと
目指すのは「波動が高い人」とよく耳にしますが、波動が高ければ高いほど良いのか?」というと、それはまた違います。
今の世の中では、心配・不安・競争・承認欲求に振り回されたり
常に「足りない」と感じていたり、思考や外側ばかりに意識が向いていたり…そんな人(=波動が乱れがち・低めな人)が多いのが現状です。そのため
”自分とつながって穏やかで安定してる人=「波動が高い人」”
と、相対的に見えるのです。
この場合の「波動が高い」いうのは実際には「整っている」「調和している」という意味であり、上とか下とかいう競争ではなくて、**“周波数が心地よい状態にチューニングされてる人”**のことなんです。
波動が整った状態より高くなる…波動が高すぎること自体が“問題”になるわけではないのですが、“地に足がついていない状態で波動だけが高くなる”とバランスが崩れることがあります。
1. 現実とのギャップで生きづらくなる
• 人や社会との“波長”が合わなくなり、孤独感を感じやすくなる
• 日常の中で“浮いているような”感覚が強くなる
• 地に足がつかず、ふわふわした状態(スピリチュアルに偏りすぎる)
2. 「現実逃避的スピリチュアル」になることも
• 願望実現や引き寄せの幻想だけを追い続けてしまう
• ネガティブな感情を“無視”するようになる(これもバランスを崩す)
• 「高波動でなければいけない」というプレッシャーで逆に苦しくなる
3. 肉体・感情への負荷が出ることも
• 頭ばかり使いすぎて、体の声を無視してしまう(慢性的な疲労・眠気)
• オーバーワーク気味になる(高エネルギーで動き続けてしまう)
• 強い光に当たっているような状態なので、**浄化反応(好転反応)**が出ることもある
◎本当に大切なのは「波動の高さ × バランス(統合)」
目指すべきは…
”安定した高波動”
これが本当に心地よくて、引き寄せもスムーズで、日常にも生かせる“黄金バランス”です。
• 高波動のときほど、グラウンディングを意識して土台を強くする
• スピリチュアルだけでなく、食事・睡眠・運動などの「肉体面」を大切にする
• 波動を下げてくる人や出来事を責めない(それも調和の一部として受け止める)
• 自分の中の「影」や「ネガティブ」も丁寧に扱い、否定しない
次の記事で、波動を整える方法を具体的にいくつか紹介致します。